ここは緩やかな丘の上にある夏の宮殿。ベルベデーレ宮殿上宮です。 ちうことは下宮ても勿論あります。１７２３年頃は下宮を住居用に、上宮をレセプション用に使っていたそうな。なんとも贅沢だよなぁ。お貴族様のお家だからあたりまえか。 　現在は両方とも美術館になってます。下宮は中世＆バロック美術館（私は見学せず）で上宮は近代絵画美術館です。ここでクリムトみましたぁ♪キラビヤカで私は色彩酔い。ついでに暖房も手伝ってうぇっぷ状態。見学時間を一人切り上げて外で待機してました。 　上宮と下宮の間はなだらかな傾斜がある庭です。フランス庭園式とでも言うですかね。芝が引き詰められ噴水があり規則正しく木が植えられてます。眺めがよいです。お互いの宮がよく見渡せるのは、庭に傾斜があるからですな。風景画を見ているような気分で楽しめます。まー片道１０分ほど庭を歩きますけどね。それぞれを見る価値アリです。 　さて、色彩酔い＆暖房ノボセを覚ますために庭を一人散策。すると英語で「あんた何人？」と聞かれました。見れば髭面のオジさん。次早に質問攻め。英語ぱっぱらぱな私は必死で応戦。 以降英会話（おもいっきり適当な聞き取り＆受け答え） 「あんたは日本人？中国人？それとも韓国人？」 「私？日本人だ。オジサンは？」 「私はドイツから来た。あんたは日本の何処から来たんだ。東京？大阪？」 「東京だ。」 「ウィーンには遊びに来たのか？何日いるのか？」 「旅行で３日間だ。」 「それは本当か？なんて短い滞在だ。私は１０日間いるぞ。どうだ一緒に観光しないか？」 ・・・・・・・ドイツのおっちゃんにナンパされてるぞワシ！Σ（｀д´）！ 「・・・まいふれんずいんざみゅうじあむ。あいうえいてぃんぐひあ。」（必死） って言ったら 「おーそうか。そいつは残念だ。いい思い出を作れよ。んじゃ。」 みたいな事を言われたので「オジサンもいい旅を。」と言っておいた。 ドイツ人のオジサンと英語で交流。会話してたのが、とんでもなく不思議。 ・・・よく私の英語わかったよな（笑）。