ウィーンから郊外にでると「ウイーンの森」と呼ばれる観光地があります。日本人の感覚で言うと「国立公園？」と思いがちですが、ウィーン市街を包む様に広がる丘陵地帯全体の事だそうでか。その中には見所があちこちにある訳ですな。オプショナルツアーで行くと、ハイリゲンクロイツやマイヤーリングを周りますよ。 　マイヤーリングは「うたかたの恋」なる映画や演劇で有名です。ルドルフ皇太子の悲恋心中話。宝塚でも演目になってましたな。丁度それを見たメル友がいたので、 「本物のルド君は変なヒゲのオッサンだぞ。」 とヲトメの夢をブチ壊してしまいました。ほほほ。あと某少女マンガの夢も粉砕しちゃいました（笑）。 　ハイリゲンクロイツとは「聖なる十字架」意味するとか。なんでもオーストリア最古の修道院だそうです。で、現在もそこで生活してますので、もしも修道僧を見かけても騒いだらアカンのです。写真もアカンです。ま、観光コースにわざわざ出て来ないだろうけど。修行は奥の間で行なっているそうですから。内部はゴシック様式とロマネスク様式が混ざり合ってます。建築物としても見ごたえがあります。もちろん教会もね。それと１３世紀から残っているステンドグラス。心奪われてしまいました。 　で、私はここに心残りがあるのですよー。お土産物なんですけど・・・。手彫りの天使の壁掛けなんですよ。や、そんなに高いモノではないのですが、夜の飲み物代＆明日の枕銭を考えたら金が使えなかったのさ。こんなに心残りになるならもちっと両替しておくんだったあぁぁ。 　写真はハイリゲンクロイツの、中庭のモニュメントの天辺と古いステンドグラスです。渋し。